迷惑寄稿?

2004年2月23日 連載
>大人になっても無理だろうなぁー。

少年は考えます。
いつのまにか算数は終わって国語の時間です。
二つとなりの少年が大きな声で音読をしています。
もう少し教科書から目を離した方がよいと思いながら、
音読の内容に耳を傾けるのです。
郵便屋さんが雨の中でも配達を続け、皆を元気にすると言うお話。
感動的です。

ふーん。
雨の中配達するなんて手紙が濡れちゃうじゃないか!
でもバイクでブイーんって走ったら全然大丈夫なのかな?
やっぱりバイクって凄いや!

そんな事を思いながら、将来有望の少年は未だに出しっぱなしの国語のノートに絵を書きます。
ノートの下のほうに300000000、
ノートの下のほうにバイクになった郵便屋さん。
雨の絵と雨合羽を着せる事も忘れません。
排気ガスもちゃんと書いています。
几帳面な性格のようです。
そろそろ絵が完成します。
小学2年生にしては上出来です。

                      続く⇒

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