迷惑寄稿?

2004年2月24日 連載
>小学2年生にしては上出来です。
しっかりと見、、、、えない事も無いでしょう。
すると「なにしてるの?」。
しまった、先生の登場です。
少年は仕方ないので絵を消すようです。
しかし上出来、消すのはもったいないのです。
結局そのページだけ破る事にします。
そして、やっぱり小学生。
少年は迷わず紙ヒコーキを折り始めます。
クラスの中で一番良くとんだ「あの時」モデルです。
そして、先生の目を盗んで換気のための窓から飛ばすのです。

よく飛びます。よく飛びます。

東京まで飛んでいった紙ヒコーキ。
そして拾い上げた男の人が後の回想で、あのヒコーキのおかげで3億円事件のヒントを手に入れた、と。
語ったかどうかは分かりません。

                       おしまい。

『事前童話』  ロク

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ね、訳分かんない文章でしょ。
こんなんが全校生徒のみならず先生方にも配られちゃいます。
ぎゃー。
ちょっぴり言い回しなんかが変わってますがね、、、。

迷惑寄稿?

2004年2月23日 連載
>大人になっても無理だろうなぁー。

少年は考えます。
いつのまにか算数は終わって国語の時間です。
二つとなりの少年が大きな声で音読をしています。
もう少し教科書から目を離した方がよいと思いながら、
音読の内容に耳を傾けるのです。
郵便屋さんが雨の中でも配達を続け、皆を元気にすると言うお話。
感動的です。

ふーん。
雨の中配達するなんて手紙が濡れちゃうじゃないか!
でもバイクでブイーんって走ったら全然大丈夫なのかな?
やっぱりバイクって凄いや!

そんな事を思いながら、将来有望の少年は未だに出しっぱなしの国語のノートに絵を書きます。
ノートの下のほうに300000000、
ノートの下のほうにバイクになった郵便屋さん。
雨の絵と雨合羽を着せる事も忘れません。
排気ガスもちゃんと書いています。
几帳面な性格のようです。
そろそろ絵が完成します。
小学2年生にしては上出来です。

                      続く⇒

迷惑寄稿?

2004年2月22日 連載
>難しい文章になってしまいました。
簡潔に言うと、彼は真面目に受けているふりをしていたのです。
そしてその実態は、先生が熱弁を振るっている『大きな数』について、
小学生には小難しい考え事をしていたのです。

、、、、、と言う事は、1に0が3つ付いたら千になるんだ。
そしてその1が3だったら三千になるんだな。
じゃあ、0が8つも付いていたら、、、。
えぇと、、、、、。
「先生、0が8個も付いていたらどうなっちゃうんですか?」
、、、、、3億かぁー。
「じゃあ先生、3億ってどのくらいあるんですか?」
「え、どうして難しい質問なんですか?
 あっ!じゃあ何かに例えてみてください。」
「先生、、、、、眼球が3億個あったら何mって例えは気持ち悪いんでやめて下さい。
 え、乙一にはまってる?誰ですかそれは、、、、。
 もういいです。授業続けてください。」

しょうがない、自分で考えよーっと。
もし3億がお金だったらどうなるんだろう?
3億円になるんだよなぁー。
マックのポテトのLがえーと、、、1こいくらだっけ?
うーん、、、、、。
3億あったら何に使おうかなぁ?
その前にどうやって3億円を持とうかなぁー。
お母さんもすぐにはくれないだろうし、200円のお小遣いじゃ大人になっても無理だろうな。

                     続く⇒

迷惑寄稿?

2004年2月21日 連載
>先刻からやたらと目に付く少年がいます。

やたらと目に付く少年は校庭側の列の一番前に座っています。
髪は長めで、冷たそうな瞳。
大人になったら松田龍平のような人になりそうです。
将来有望な少年です。
目に付く理由はそんな外見ではありません。
行動からなのです。
凄まじいほど真面目に授業を受けているのです。
普段からこうなら特記する事も無いのですが、
普段の彼は授業中、特に算数は十中八九寝ています。
小2の分際で 授業中に寝るのですから、
大人になったら哀川翔の様な人になりそうです。
やっぱり将来有望です。

彼が何をしているのかと問われれば、
それはもちろん真面目に授業に参加していると答えざるを得ないのですが、
実際の所それがすべて正しいと言うには語弊があるのです。
難しい文章になってしまいました。

                     つづく⇒
ぃぇーぃ☆
もみじ君に会えたょ!!
ちょっぴりお話できたょん♪
すごいょ、何週間ぶりに話すかなぁって感じだったし!
髪伸びたねぇ、、、、って気付くほどご無沙汰ではなかったですが。

ちゃんとプレゼント(?)も渡せたょぉ。
ただ、17歳の男の子の趣味って分からないし、
もみじ君に一般論は(seventeenとかnon-noに出てる話は)通用しそうに無いし、
っつーかまず急に増えても可笑しくない物えらばにゃならん。
スプーンつきのマグカップなんてとんでもねぇ(笑)

と言うわけで可愛い可愛いファスナーキーホルダーをあげましたとさ。
めでたし、めでたし☆

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迷惑寄稿 ?

小学校でのお話。
3時間目の2年2組は算数の授業です。
教室の中はストーブが付いていて寧ろ暑いくらいです。
今の1文で分かるとおり季節は冬です。
11月です。
2学期の半分を過ぎた頃です。

大体のイメージが出来ました。
教室を見てみます。
黒板には数字の1が大きな字で書いてあります。
横には0がたくさん並んでいます。
どうやら『大きな数』を習っているようです。
百より上の数、要は千・万・億、、、と言ったようなものです。
先生の声が聞こえます。
「一番大きな数はね、1の後ろに0が68個付く無量大数と言う数なのよ」だそうです。
使う機会がるのだろうかと思うくらいの大きさです。
こういうのをきっと、無駄知識と言うのでしょう。
そんな事はさておき、先刻からやたらと目に付く少年がいます。

                    続く⇒
軋む風、拙い言葉。
揺れるカーテンに熱い風。

鍵は施錠。
噂は世上。
心持正常。

気になる星状。
天気と心。

能面引っ剥がす。
お道化歌。
されど貝の殻。
噤んだ口、艶やかな環状。
痛む、痛む。

救いようの無い黄色。
短い開放に童謡同様の動揺。
嗚呼、連なり。
爆ぜる刹那、思う切なさ。
感受性乏しいポルカの色、色、色。

キリキリ。
秒読み段階、ギリギリ。
不等号統合化政策。

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