日本語を使う責任。

2004年10月6日
講演会に行って来た。
先生がなんか特殊だったね。
学会追放されてるみたいな事仄めかしてて。
曰「通説と違う事言いますから」。
ぃゃ、通説で頗る結構で御座います、みたいなね。

んな事より感動した事。
講演の後に質問コーナーがあった。
聴衆は大体高校生だったんだけど、この質問の仕方に感動。

私は目上の人に対する敬語には結構自信あったの。
でも今日のあの時間で崩れたね。
自分は「仲の良い先生に対する敬語」レベルかなって。
「申し訳ありませんが」は使えるけど「恐縮ですが」は使えない。
言おうと思えば言えるけどさ。

言葉ってさ、何度も使って始めて自分の言葉になるょね。
小難しい、使い慣れない言葉を幾つも並べて美しい素敵な文章作っても、
例えばそれを杜撰な人間が使っても全然合わないじゃん。
人にはそれ相応のものがあるわけで。
それは日本語でも同じであって。
使い慣れてない言葉を突然使っても(初めは使い慣れんし、突然だけど)
違和感があるし、「はぁ?」って思えなくも無い。
誰に対してもタメ語な人が突然格調高い言葉喋っても変でしょ?

そーいう違和感がまったく無い連中が沢山いてさ。
感動しちゃったょ、本当。
こんな高校生もいらっしゃるんだって。
秘書検なんて持ってたって関係ないんだって。

いいなぁ、あの子達。
美しい語を違和感無く使いこなせるようになりたいなぁ。
日本語の美しさは「山羊の歌」「在りし日の歌」で証明済みっ。
「恐縮」「憚れる」「然るべく」「私(わたくし)」。
この辺はもぅ必須マスターっ!!!

都会人なんかにゃ負けねぇっ!!

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